道内各地で新型コロナウイルスの感染者が増加していますが、これからの時季、インフルエンザとの同時流行が心配されます。
感染拡大を防ぐため、発熱などかぜの症状がある場合は仕事などは休み、外出は控えましょう。
また、この冬より医療機関を受診する際はまず電話で相談し、かかりつけ医や受診・相談センターで受診調整をする方法に変わりました。
新型コロナウイルスとインフルエンザの症状はどう違う?
表のように、症状は非常に似ています。「筋肉痛があるから、新型コロナウイルスではないはず」といった自己判断をせず、医療機関に相談してください。
- 新型コロナ
- 症状:発熱、せき、のどの痛み、鼻水、頭痛、倦怠感、味覚障害あるいは嗅覚障害など
- インフルエンザ
- 症状:38℃以上の発熱やせき、のどの痛み、倦怠感や筋肉痛、関節の痛みなどの全身症状など
発熱があり、医療機関に行くときは事前に電話を!
症状の原因が新型コロナウイルスなのかインフルエンザなのかを自身で判断するのは困難です。感染拡大防止のために、事前にかかりつけ医など身近な医療機関へ電話で相談しましょう。
休日や夜間などで相談できない場合や、かかりつけ医がいない、分からない場合は受診・相談センターに問い合わせてください。かかりつけ医が対応可能な場合以外は、「発熱者等診療・検査医療機関」に連絡して受診予約する流れになります。
- かかりつけ医がいる方は、かかりつけ医に電話を
- かかりつけ医がいない方は 次の受診・相談センターに電話を
- 北海道新型コロナウイルス感染症健康相談センター
- フリーダイヤル 0800-222-0018 *24時間対応
- 救急安心センターさっぽろ
- #7119 または 011-272-7119 *24時間対応
今後の感染拡大に備え、北海道では次の取組をしています
- 安心して必要な医療を受けるために
- 地域における多くの医療機関で発熱患者の診療、検査などができる体制を整備
- 在宅でも安心して介護するために
- 在宅での介護を担うご家族などが新型コロナウイルスに感染した際に、濃厚接触者となる要介護者の方を短期入所事業などで受け入れる体制を整備
健康と暮らしを守るために感染症対策をしっかりと
日ごろから手洗い、消毒、マスク着用など徹底して予防対策をとることが自身と大切な人の健康を守ることにつながります。正しい知識を身に着け、一人一人が今できることを続けていきましょう。
感染症を予防するには
- 抵抗力をつける
- ・十分な栄養と休息をとる
- ・インフルエンザの予防接種を受ける(インフルエンザの発症や重症化を防ぐ)
- ウイルスをもらわない
- ・人込みを避ける
- ・室内の乾燥に気を付ける(湿度の目安は50~60%)
- ・マスクの着用(のどの保温や保湿にもなる)
- ・手洗い
- 人にうつさない
- ・症状がある時は外出を控える
- ・マスクを着用し、咳エチケットを心がける
- [お問い合わせ] 北海道新型コロナ感染症対策本部