Life
生活
:::: :: 生活 :: ::::
エステティックグランプリで日本一に輝いた「スパ・ヴィサージュ」と「ヴィサージュ」の2店舗(函館)と「エル・ビボ」(札幌)の他、結婚相談所「グレースマリアージュ」を経営する神﨑光愛さんが人生を美しく生きる為の美容・恋愛・結婚について語る美と愛のコラム
先日、あまりに暑くて某デパートへ避難しに行きました。エスカレーターを上がってカラフルな色合いが目に入り何だろう…とちょっと立ち寄ってみたら、アメリカのスカーフブランドの期間限定の催事をしていました。どんなものかなと手にしてみたら、「今私が着ているのが色違いなんですよ」と50代前半くらいの素敵な女性販売員さんが目をキラキラさせながら自分の着ているカラフルなスモックワンピースを広げて見せて、私の相槌を上手に誘いこみました。そして羽織るタイプが好きか、巻くようなタイプが好きか質問をしてきました。
特にどちらとも言いませんでしたが、数あるスカーフの中からすぐに選んで持ってきたスカーフが、濃いグリーンにピンクの大きな花柄、裏面は蛍光色のヒョウ柄!!(心で思わずナイス! と言っていました笑)その日は休日だったので、すっぴんで髪も洗いっぱなしの緩い感じでしたが、見事に私の好みを見抜かれました。「派手な柄でもモードに着こなす方」と嬉しい誉め言葉まで! そして私に興味を持ち、仕事のことなど質問してきました。
「お客様はとてもひらいてらっしゃいますね」と。
ひらいているとは、心が開いているという意味で繕っていない素のままのこと。販売員さんは多くの女性に関わり、顔周りを彩るような衣類を見立てるプロなので瞬時に感じ取るのでしょう。ほとんどの方は閉じている。遠慮したり恥ずかしがるのだと。
そういえば、私は20代の時に夏は毎年スパイラルパーマをかけて派手な格好もしていたのに、30代は経営者という立場やセミナー講師(仕事は女性相手だが自分の立場は男性社会の環境だったため)紺、黒、グレー、ベージュばかりのクローゼットでした。昔からの友達と沖縄に行ったとき、ずいぶん服装おとなしくなったよね。と言われたくらい南国でも無難な格好をしていました。今思うとマインドと服装がイコールだったと感じます。
今のクローゼットは色鉛筆箱のようにカラフルです。何が変わったかといえば、自分に似合うものと、本当に好きなものがわかるようになったこと。
人が身に着けているのが素敵に見えて真似しても自分には似合わなかったりします。心も同じで他人の意見や他人の目を気にしすぎると本当の自分とかけ離れていきます。自分に素直になることで本来の魅力が出てくると思います。その最初の関門の「恥ずかしい」を手放し、何でも楽しんでやってみることをお薦めします。
生活
クーポン&特典[PDFファイル]