北海道、札幌市のフリーペーパー「スコブル」。気になる暮らしの情報をわかりやすくお届けします。

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体と心に効く! エイジレス健康情報マガジン

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スコブルvol.35より

新鮮な空気と木々の香りでリラックス。
「3密」を避け、身近な森で健康づくりを

 このところの外出自粛でストレスがたまり、自然の中で過ごしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。森林にはリラックス効果があるとされています。いまだ行動の自粛は必要ですが、この機会に森が持つ癒やしと健康効果に目を向けてみませんか。
「樹木が発するフィトンチッドと天然のマイナスイオンが自律神経を整え、血圧の安定などにも作用することが科学的な研究で分かっています。登山やハイキングを楽しむアクティブな女性も増えていますが、森の中をゆっくり歩くだけでも効果的。有酸素運動で代謝がアップし、ダイエットにもお勧めです。自然に包まれていると、日々の疲れもほどけていくのを実感できるはず」と話すのは、森林活用課の主任普及指導員で現場経験も豊富な松本由美子さん。
「子どもと一緒なら、小さな植物や動物の足跡などを探してみましょう。植物を虫眼鏡で見ると、意外な発見があるかもしれませんよ」。


「永続的な森づくりのためには、次世代の林業従事者の育成も大切」と語る松本さん

暮らしにも木のぬくもりを

 実際に足を運べなくても、森の恵みを気軽に取り入れる方法を松本さんに教えてもらいました。「トドマツの消臭剤は間伐材の枝葉から抽出したエキスを使い、一吹きすれば森林浴気分も味わえます。また、木材は繰り返し生産することもリサイクルも可能で、使い続ければ炭素を排出しないため環境にも優しい。それに木製品は温かみも感じられます。食器などで取り入れてみてはいかがでしょうか」。

100年先を見据えた
壮大な北海道の森づくり

 北海道の森林面積は全道面積の7割を占め、そのうちの3割が人工林。「林業に携わる人々が100年先の森をデザインしながら、苗木を植え、生長したら間伐するなど、守り育ててきました。そのおかげで今の森があるのです」と松本さん。生き物の命をつなぐ、水源を豊かにする、土砂災害を抑えるなど、森の役割はさまざま。長い時間をかけて守られてきた森の恵みを、私たちは享受しているのです。

[お問い合わせ] 北海道水産林務部森林環境局 森林活用課