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スコブルvol.26より

老後の暮らしをイメージしてみよう

老後は、どんな暮らしがしたいですか?

 現在の暮らしでも、ショッピングやグルメを楽しみたい、畑を持って野菜を育てたい、ペットと一緒にいたいなど、人によって求めるものはさまざま。歳をとっても自分の望む生活ができたらいいな、と思うはずです。
 では、親の老後はどうでしょう。親がどんな暮らしを望んでいるのか、知っているでしょうか。たとえば、高齢者向け施設への入居を考えるようになったとき、子どもとしては、とにかく手厚い介護をしてくれるところなら安心だと考えがちです。ところが、それまで楽しんでしていたことができない環境だと、張り合いや意欲をなくしてしまい、認知症になる危険性もあります。今までどおりの暮らしを極力維持したまま入居できるところもあることを知っておくと良いでしょう。
 フルールハウスでは、入居者の中に漬物づくりが得意な方がいて、ほかの入居者へおすそ分けしたり、つくり方を教えることに喜びを感じています。また、入居者用の畑で土を触ることに喜びを感じる方もいます。でも、ショッピングが好きな方が畑のある郊外の施設へ入っても、あまり喜びを感じないかもしれません。このように、施設の設備や介護だけでなく住む環境も重要です。何を中心とした暮らしがしたいのか、普段から親に聞いておくことをおすすめします。住みたいと思っている場所へ一緒に出かけてみれば、雰囲気を確認することもできて安心です。
 親も、老いとともにできなくなることが増えてきますが、それをサポートできる場所のひとつが高齢者向け施設です。しかし、認知症の場合もあるので注意が必要です。冷蔵庫に同じものがたくさん入っていないかなど、目に触れにくい場所をさりげなくチェックしてみましょう。片付けられなかったり、食事を摂らないのも危険信号です。もし不安があるときは、私たちのような専門知識を持つ人に相談してください。
 親の老後の暮らしを一緒に考えると、自分の場合はこうありたい、という希望も明確になります。現状を把握して親の老いと向き合うことから始めてみましょう。

川原田 英恵
(かわはらだ はなえ)
グループホームに約8年勤務し、認知症の方々の介護にあたる。2012年「フルールハウス」開設。取締役・介護福祉士
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