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スコブルvol.25より

老いへの準備をしよう

自分の老後について、
考えたことはありますか?

 今は考えなくても、思うように体が動かなくなったことを実感したとき、「老後はどうなるんだろう。誰に頼ればいいのだろう」と、不安になるかもしれません。特に、独身の方や子どもがいない方、子どもがいても迷惑をかけたくないと考える方にとっては、切実な問題になる可能性があります。
 老後を最初に意識するのは、親が高齢になったときではないでしょうか。介護が必要になったり、施設に入ることを考えたりする親を見て、老後にはどのような暮らし方があるのか調べ始める、というケースがほとんどだと思います。
 高齢者向けの施設は、ニーズや状況に応じたさまざまなタイプがあります。健康で自立した暮らしが長くできることを目指した施設も増え、昔の、いわゆる老人ホームのイメージとは変わってきています。
 たとえば、私が運営する「フルールハウス」は、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)というタイプ。簡単に言うと、アパート形式の高齢者専用共同住宅です。個室なので、それぞれのプライバシーは守られていて外出や外泊も自由。通常のアパートと異なるのは、24時間、必要なときに支援や介護サービスが受けられるところです。入居者は独身の方、子どもと離れて暮らしている方、パートナーを亡くされた方など、おひとり様が中心です。高齢での一人暮らしに孤独や不安を感じている方々が幸せに暮らせる場所として開設しました。
 このような施設の情報は、比較的若いうちから集めておくことをおすすめします。歳とともに、どうしても判断力や決断力が鈍くなってしまうからです。手始めに、地域にどのような施設があるのか調べて、親と一緒に見学やイベントなどへ参加してみてはいかがでしょう。雰囲気がわかり、施設での暮らしもイメージできます。
 そしてなにより、親の老後を考えることは、自分の老後を考えるきっかけになります。老いを迎えても自分らしくあるために、どこで、どんな暮らしができるのか。もし介護が必要になったらどのようなところがあるのか。まず“知る”ことから準備を始めても、早すぎることはありません。

川原田 英恵
(かわはらだ はなえ)
グループホームに約8年勤務し、認知症の方々の介護にあたる。2012年「フルールハウス」開設。取締役・介護福祉士
サービス付き高齢者向け住宅
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