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スコブルvol.39より

さらに「どうぶつ」に寄り添う医療へ
「ねこ」と「いぬ」の動線をリニューアルで完全分離!


森 伸介さん
院長・獣医師

青木 彰吾さん
副院長・獣医師

堀内 典子さん
獣医師

梅原 直美さん
動物看護統括長

動物も飼い主も心地よいストレスフリーな空間

 平成9年に旭川で開業して以来、動物とそれに関わる全ての人の幸せを追求し、動物行動学に基づく「どうぶつの心に寄り添うケア」を実践している緑の森どうぶつ病院。その試みの一つとして、繊細でストレスを受けやすい猫のために専用の待合室や受付を設けるなど、数年前から犬と猫の診療の「完全分離化」に取り組んできたさっぽろ病院が、昨年秋、ついに全面リニューアルを遂げた。
 そこで今回は、生まれ変わった同院を訪ねてみることに。まずはエレベーターに乗って2階へ。降りるとすぐに受付があり、その向かって右側が「ねこ」、左側が「いぬ」の待合室だ。それぞれ専用の診療室があり、動線が完全に分離されている。「以前の動線は、ネコちゃんがワンちゃんのいるエリアを一部通る必要があったんです。今回はしっかり分けたので、ストレスなく過ごせると思いますよ」と、運営副統括長の堀田舞さんが教えてくれた。
 コロナウイルス感染対策が重要な今、待合室を広くとり、通気性・換気性にもこだわって、どちらの待合室も壁一面に大きな窓があるので、明るく風通しのよい空間が広がっている。フローリングではなく動物の足腰への負担が少ない滑りにくい床材を使い、壁は通気性に優れた自然素材の珪藻土。仕切りのルーバーは木地を生かした白木で、旭川から取り寄せたシラカバの木が森を感じさせてくれる。「どうぶつがよりどうぶつらしく、自然に近い環境のなかで過ごしてもらえるようにしています」と堀田さん。また、「飼い主さんが緊張せずにリラックスできる空間も目指しました。どうぶつは飼い主さんの気持ちに敏感ですから」とほほ笑む。広くて開放的な待合室は、人にとっても動物にとっても心地よい場所に違いない。


受付に向かって右側が猫用、左側が犬用のスペース。待合室も診療室も猫と犬とを完全に分けてストレスフリーを実現


大きな窓から入る風が心地よい猫用待合室。シラカバの木があるナチュラルな空間だ


壁をルーバーにして閉塞感を少なくした診療室。ミルクちゃんもリラックス


大きな窓から見える新緑が印象的な、明るい犬用待合室。換気もしっかりで安心。人工芝でカバーした椅子は犬も自由に座ることができる


板壁ではなくルーバーで仕切った犬用診療室。動物に圧迫感を感じさせない造りだ


動物のための環境を整えると同時に、最新の医療設備をそろえて治療を行っている


スタッフが作業するスペースも明るくて開放感がいっぱい

新しく家族を迎えたら考えたい早めのケア

 春になり、新たに犬や猫を飼い始めたという人も多いのではないだろうか。大切な家族の一員に元気でいてもらうには、どんな点に気を付けるべきか堀田さんに伺った。「歯磨きなどの口腔ケアは意外と難しく、最初に相談を受けることが多いですね。あとはシニアになってくると関節にトラブルを抱えがち。ケアや各種検査を気軽に受けられるように、様々なキャンペーンも実施しています」。健康寿命をのばすためにも日ごろのケアは大切。気になる人は、ぜひ一度相談してみよう。

ワンちゃんもネコちゃんも健康のために「口腔ケア」を!

歯ブラシをはじめ、指に巻いて口の中を拭くデンタルシートやクマザサエキス入り口腔ジェルなど、同院で扱うアイテムは豊富。便利な歯磨きグッズを利用して早めの口腔ケアを試してみて

緑の森どうぶつ病院 さっぽろ病院
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